聴覚過敏の症状
聴覚過敏の症状は、正常の人には、気にならない程度の音量の物音に対して、
過敏に反応してしまうというものが、一般的な定義付けとなります。
私の場合についてのお話をしましょう。
聴覚過敏を初めて感じたのは、今から10年程度前のことで、それは耳鳴りを発症してから5年たった頃でした。
初めは、駅の構内放送(私の地元は女性の声)が、なんだか無性に左耳に突き刺さる感覚がありました。
それから、お皿などの陶器類が、カチャカチャなる音に対して、鼓膜のあたりがポコポコと鳴る感じを覚えました。
その後は、赤ん坊の泣き声や、ゴムがパチっとなる感じだったり、比較的高音で鋭い感じの音色に対して、鼓膜がボコボコと反応するという感じで、
様々な音色に対して、過敏になっていきました。また、過敏に感じる音の種類は、日増しに増えていきました。
今現在では、周りの人の大きな笑い声や、どなり声、果ては自分の声にさえ鼓膜は反応するようになりました。また、もやしなどのシャキシャキした触感の食べ物を噛んだ際も、結構な感じで反応します。
更には、右耳も、2年前にメニエールで聴覚異常を起こして以来、その異常自体は回復したものの、聴覚過敏は、左耳と同様発症しています。
また、鼓膜のポコポコ鳴る感じは、時折、パリっと言う感覚に変化することがあります。ただ、この感覚は、必ずポコポコなる状態を経由して、発生する症状で、
いきなりパリっと鳴りだすことは、今のところありません。
上述の通り、私は耳鳴りも併発しています。聴覚過敏同様、耳鳴りに対してもかなり苦しい日々を送ってきましたから、西洋医学から東洋医学まで、今までに様々な治療を試してきました。
残念なことに、それらの治療の甲斐なく、耳鳴りは今なお消失しておりませんし、聴覚過敏もこの通りです。が、TRT療法の効果により、耳鳴りを苦痛に感じる程度は、現在では大幅に軽減しており、
少なくとも生活に支障を来すことは、ありません。
が、悲しいことに聴覚過敏の症状は、悪化の一途をたどっており、あまり良好とは言えません。
また、耳鳴りについては、完全に消失することは、一度もありませんが、日によって音量の変化は起こります。すごい音量で鳴っていることもあれば、ほとんど静かな状態の時もあります。
しかし、聴覚過敏の症状は一定していて、程度の変化を感じたことはありません。つまり、変化する耳鳴りに対し、変化しないのが聴覚過敏の症状と言えるでしょう。
では、耳鳴りの治療自体、聴覚過敏には通用しないのでしょうか?
次のコンテンツでは、その辺りについて、話していきたいと思います。

